自転車事故

twitterではさんざん大騒ぎしていた自転車事故。ようやく快方に向かってきました。

先月のことですが、仕事が終わっていつものように自転車で帰っていたときのことです。
夜中の1時頃だったか、井の頭通りを通って環七に出ようとしていました。
そのあたりの地理に詳しい人ならわかると思うんですが、井の頭通りが環七に出るまでの数百メートルは車線を増やすための大規模な工事がもう何年も続いていて、仮設のガードレールやら重機やらでごった返しているのです。
特に、右手に小学校が見えるあたり、左手のアパートが立ち退いていない場所で道幅が極端に狭くなっている場所があり、ここは自転車で通る時に最大の難関になっています。自転車が通ると後ろから来た自動車が自転車を追い越せないのです。
歩道もあるにはありますが、あまりにも狭くて自転車も通れません。歩道のど真ん中に電柱が立っているのです。
そんな状態ですから、このあたりは素早く通る必要がありました。
そこを無事通過したあとも工事の都合で道は左右へ大きく曲がっていて、自動車と自転車の共存がかなりきわどい場所です。
そんな時は僕はそこを歩道を走るようにしていました。
そこの歩道は比較的道幅が広くて自転車でも余裕で走れますし、左右に曲がってもいません。夜中だから歩いている人もいないし、歩道は安全と思っていました。
ところが突然脇道から確認もせずに自転車で飛び出してきたやつがいて、僕はもろに転倒してしまいました。相手はまったくの無傷。


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落車した直後は死ぬほど痛かったのですが、骨も折れていないようだったし、自転車も問題なかったので、文句だけいって帰ってきたのですが、時間がたつにつれてどんどん痛くなってきました。
翌日病院でレントゲンを撮ってもらい、骨折はしていなかったものの、軽い脱臼が起きたようで、右肩が上がらなくなってしまいました。
そこから約3週間は自転車にも乗れず、ギブスさえしなかったのですが重いものも持てない状態で過ごしていました。
幸い自転車から落ちた時にハンドルから手を離さなかったおかげで(これが最もダメージの少ない落ち方といわれている)肘から落下したため、肩の痛みだけで済んだのですが、これがもしハンドルから手を離していたら、当然人間は反射的に手を地面に着いて体重を支えようとしたのです。すると衝撃に耐えられない腕がてこの原理によってさらに負荷を体に伝えてしまい、最も弱い「鎖骨」が折れるのです。鎖骨が折れると治療がやっかいです。こうならななくて済んだだけでもましでしたが、欲を言えば肘からでなく腕から着地できていればもっと早く回復していたのですが…。
とにかく数回の通院ののち、現在では医者からも自転車に乗っていいとお墨付きをもらえたことで自転車通勤を復活させていますが、3週間も自転車に乗らなかったことで足の筋肉がかなり落ちたのでしょうか、アベレージが2〜3km/h違ってます。ちょっと慎重になっているってのもありますけど。
まだ肩の痛みは完治はしていないのですが、もう大丈夫です。
ただこれは皆さんにも言えることですが、自転車それなりにスピードを出して乗るつもりなら歩道は間違いなく車道より危険です。車道を走りましょう。歩道はあまりにも不用意で、携帯でメールを打ちながら走っているようなやつもいますからね。
ヨーロッパでは自転車は日本では考えられないほど地位が高く、自動車のドライバーからもリスペクトされているので道を快く譲ってくれるのですが、日本は単に危ない存在としてしか見られていないし、自転車を乗る側にもマナーができていません。さらには道路も自転車が走るようにはできていないので、ヨーロッパのような自転車文化は日本では根付かないのです。これは嘆きたくもなります。試験的に自転車専用道路を作る動きもあり、エコ的にも自転車通勤を推奨するべきなのですが、やはり自転車を文化として考える人が少なすぎるのできっとそんなに地位が向上することはないでしょうね。
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なかの綾『ずるいひと』

Aya Nakano

こないだまで僕が必死にやっていた仕事がこの綾ちゃんのアルバムです。現役ホステスという彼女ですが、単なる企画盤ではあらず。内容は昭和歌謡の名曲をどっぷりジャズ仕込みで聴かせてくれる、どこも浮ついたところがないマジメな作品。プロデューサーは、はせはじむさん。はせさんとはもう何回もやり取りして頑張ってミックスしました。非常に上質な作品になっておりますのでぜひ聴いてみてください。彼女の歌声もこういうテイストにあってるんだと思う。
クレイジケンバンドの横山剣さんからもおほめいただいたようで「イイネ!」と本当に言ってくれているようです。アートワークもいいですよね。
詳細はこちらまで。試聴もできます。
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江ノ島

20年ぶりに行った江ノ島。先日Oppalaへライブをしに行った。台風も去り、朝ようやく日が昇ろうとしているとき、周囲の空気がすごくよかったので小さなカメラを出してそこらへんを撮りまくりました。なんかちょっとよさげなのが撮れたのでオシャレな感じなのを公開しようかなと思います。ライブの写真はまったくなし(笑)だって出演してますからね。

江ノ島1
江ノ島1 posted by (C)Ryota

江ノ島2
江ノ島2 posted by (C)Ryota

江ノ島3
江ノ島3 posted by (C)Ryota

江ノ島4
江ノ島4 posted by (C)Ryota

江ノ島5(Oppala)
江ノ島5(Oppala) posted by (C)Ryota

江ノ島6
江ノ島6 posted by (C)Ryota

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Eddie Duran

いろいろ調べものをしていたらエディー・デュランというサンフランシスコのジャズ・ギタリストにぶちあたって、ちょっとの間魅了されてました。




いいギタリストですね。そして一瞬映るのはベニー・グッドマンね。

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近況

 気がつけば半月ぶりの更新。この半月は異常なほど忙しく、スタジオに寝泊まりすることもあった。1日14時間とか16時間とか連日のようにマックの画面を見ている生活で、その合間に名古屋へ出張したり、新幹線で戻ってきてそのままスタジオに直行、終電までやってたり。

 体は意外と平気だけど、どこかで休暇をとらないといけないかもしれない。だけどあと数年は走り続けるという決心で事業を始めたので、そんなことは言ってられない。仕事があるうちに働かなきゃ。
 自分でも感心するけど、12時間以上集中した作業を継続させるというのはできそうでいて難しい。だけど、忙しくなってくるとそういう状況に必ずなってくる。幸い僕は視力がいいので長く画面を見ていてられる。肩も体質的にこらない。だから続けて来れたのかも。
僕には会社員経験もあって、仕事の無意味さにいつも疑問を感じながら毎日を過ごしていた時期があった。そんなことを思えば今はどんなに幸せなことか。自分の好きな仕事がやれているということに感謝しなきゃいけないね。
10月はまだ少しスタジオに空きはあるけど、かなり埋まってきた。今月末で1周年。皆さんのおかげで1年なんとかやってこれました! ありがとうございます!
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ビッグフット

 ナショナル・ジオグラフィックが超常現象に対して肯定的な捉え方をしているという話は以前しましたが、先日のビッグ・フットの検証番組もまた意外な結末を迎えていました。

 ビッグフットというのはカナダやアメリカでたびたび目撃される体長2m以上の毛むくじゃらの類人猿、あるいは原人のたぐいの未確認生物=UMAのことで、ヒマラヤの雪男や中国の野人なんかと並ぶ有名な存在です。
 中でも1967年にカリフォルニアで撮影されたビッグフットがのしのしと歩く16mm映画フィルムが有名で、それは撮影者の名前にちなんで「パターソン・フィルム」と呼ばれています。
 パターソン・フィルムはわずか1分ほどの映像で、肝心のビッグ・フットの移っている部分は数十秒といったところ。走りながら撮影しているので手ぶれが大きいですが、明らかにゴリラみたいなのが二足歩行で歩いています。
 番組では72年に死亡した撮影者の遺族から、貸金庫に保管されているパターソン・フィルムのオリジナルを借り、遺族の自宅にノートPCとフィルムスキャナを持ち込んで1コマづつ手動スキャンしていました。世の中に出回っているパターソン・フィルムは孫コピー、またはひ孫コピーくらいの映像で非常に不鮮明ですが、オリジナルはさすがにきれいでした。この映像を常にビッグフットが画面の中央に来るように手ぶれを補正し、非常に見やすくなった動画を使って検証。霊長類学者の意見なども聞いていました。
 結論は意外にも「本物」。パターソン・フィルムは着ぐるみをきた人間ではなく、生身のビッグフットだというのです。
 根拠としてあげていたのが、ハリウッドでセサミ・ストリートでおなじみジム・ヘンソンの作った着ぐるみ制作会社の専門家の話としてもあった、筋肉の滑らかな動き。現在はのびる素材などを使ってリアルな動きをする着ぐるみを作ることもできますが、当時はまだそういう素材がなかったということ。そして決定的だったのが「膝の曲がる位置」。着ぐるみでは腕の長さを長くすることは可能ですが、膝の関節の位置を着ぐるみによって「短くはできない」。なのにたしかに膝の位置は体のおおきさからすればかなり下のほうです。この説明には説得力がありました。
 お尻の筋肉の動きなどもかなりリアルで、一見着ぐるみにも見えなくはないのですが、やはり鮮明な映像ではモノホンっぽい匂いがしました。これは僕にとっても意外でした。
 最近になって「あれは俺が着ぐるみを着てやったヤラセだ」と暴露するじいさんがアメリカで出てきましたし、各地に残されている足跡も「俺が木で作った足形でそこらじゅうにばんばん付けてやったぜ」というじいさんが足形を持ってマスコミに登場してきていますが、顔からしてかなりあやしい様子。少なくともビッグフットよりあやしかったです。
 番組でも世界一のビッグフット足形コレクターという大学教授が出てきて実際にニセモノの足形を土に押し付けていましたが、僕が見てもわかるくらい足形は「ニセモノ」っぽかったです。やっぱりわかっちゃうんですね。
 「本物には霊長類特有のひだがある」というのは元科学捜査官で指紋のエキスパート。石膏でとられた足形に残っている指紋をチェックし、人間のものではなく霊長類のものと断定してました。指紋やひだを含め、関節の動きまで再現した偽物の足形が作れるかどうかはわかりませんが、それを作成するためには霊長類の足についてかなり勉強する必要もあり、実質的に不可能ではないかとテレビを見て思いました。
そんなわけで、はい、ビッグフットは実在します。こういうことでいいですね、皆さん。
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落雷

 最近みこしを担いでいた人たちに落雷がありました。そこでちょっと前から感じていたことを思い出したのですが、雷は金属に落ちると信じている人があまりに多いと言うこと。実は雷と金属は関係ありません。雷がゴロゴロと鳴っても金属を外したところでなんの効果もないそう。

 じゃどういうところに落ちるかというと、なるべく近いところ。絶縁抵抗の高い空気中を電気が走るので、それはかなりの抵抗があるのですが、だからこそ最短で地面に達するところを目指して落ちると言うことです。だから、何にもない平原で立っているのが一番危険。木があれば木のほうが背が高いのでそこに落ちるのです。また先がとがっているもののほうが落ちやすいらしいです。空気の絶縁に比べれば人間が肌に付けている金属の導電性なんて雷にとっちゃどうでもいい要素なんですね。おまけに人間が雷を直撃すると通常電気は体の表面ではなく中を通るそうで、内臓を損傷します。ゴムの長靴とか履いていてもあまり意味はないらしいです。
 だから雷にあわないためには姿勢を低くすること。木の下なんかに逃げ込むと、雷がその木に落ちたら自分にも電気が流れます。かつて僕は屋久島の山の中であやうく落雷を受けそうになり、100mほど離れた所におちた雷のスパークが自分のほうまで飛んできたことがありました。
みんなも気をつけてね。
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レース用自転車タイヤに関する考察

 先月タイヤをシュワルベのアルトレモR1に交換したんですが、後輪だけ耐久性を多少求めようとアルトレモDD(バヴェ=石畳とかにイケるやつ)にしてました。これ、前後で買うと1万3千円くらいなんすよね。ママチャリ買えちゃう!

 まず日本のスポーツ自転車ショップはなんでも高すぎますよね。売っているものの大半が輸入ものという事情もわかるんですが、この円高のご時世に1つ7000円もするタイヤというのはいかがなものでしょうか。通販ならそこから1本あたり1000円以上安かったりするんですけどね。
 さらに最近ではイギリスの某自転車用品系ネットショップが日本語サイトを開いて、しかも日本への送料タダなんてやっているわけです。タイヤの値段だってほとんど日本の半額みたいなものですよ。こりゃ太刀打ちできませんな。ここから仕入れて売ればもっと安く売れそうなくらいです。
 それはそうとシュワルベ。これは非常に乗り心地のいいタイヤでその面ではまったく問題なかったです。それまではいていたミシュランのPro3Raceも良かったですが、アルトレモは人気だけのことはありました。
 ただ耐久性に関してはやはり2の次。通勤で毎日32kmを走る僕には特に後輪の摩耗の仕方が半端なかったです。都内はどうしても急ブレーキをかける機会があり、後輪がロックされてスリップすることもたまにあるのですが、これをやってしまうととてつもなくタイヤが減ります。半月で目に見えるほど減っていまして、ついに昨日の夜穴があいてパンクしてしまいました。笹塚あたりで夜な夜なチューブ交換、穴の空いた部分を緊急で補強して、低空気圧でそろそろと家に帰りましたよ。もう後輪はだめになってました。
 しょうがないのでまた買うことに。イギリスから買うというのも時間がかかりすぎなので、とりあえず後輪だけ買いに某自転車ショップへ。同じアルトレモDDはそこでは7500円でしたよ。たかー。今度は耐久性をさらに重視してシュワルベのデュラノってやつにしました。これはアルトレモより重いですが、タイヤのゴムの下にパンクしづらそうな部材が仕組まれています。前後のタイヤのデザインが全然違ってるんですが、同じメーカーだしいいかな。初めて使うタイヤだからどうなのかわからないけど通勤にはこれのほうがいいはず。とりあえず明日はこれ履いて走ってみようかなと。トレッドパターンが入っていて若干ダサいですが背に腹は代えられません。もう夜中の路上で車輪はずすのはごめんです!
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PPGドキュメンタリー



PPG (Palm Products GmbH) 社は1975年にウォルフガング・パーム氏がドイツのハンブルグに設立したシンセサイザーのメーカー。タンジェリン・ドリームのためにカスタムメイドのシンセサイザーを設計していた彼ですが、87年に倒産するまで、いくつかの革新的なシンセサイザーを発表したのですが、そんな彼が語るPPGの歴史がビデオで見られます。

まるで学者のような御大のお姿を拝んでください。
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