Oberheim

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1975年頃、西海岸でmoogのディーラーをやっていたトム・オーバーハイム氏によって設立された、moog、ARPと並ぶ老舗メーカー。

トムがオーバーハイムを顧問弁護士に乗っ取られる形で去った後(wiki情報)、Marion Sytemsという会社でいくつかの製品をリリースしましたが、その後はSea Soundという会社のCEOとしても活躍しました。よくわかりませんが現在彼がビジネスを行っているのはMarion Systems名義のようです(誰か間違っていたら指摘してください)。
初期のオーバーハイムといえばヴァン・ヘイレンのJUMPでお馴染みの分厚いブラスサウンドやウルトラヴォックスなどが多用していた重厚なストリングスサウンドが有名で、moogやARPが採用している方式とは違ったフィルター特性を採用することで、独自のサウンドを生み出しました。

一方、現在のOberheimブランドはギブソン社買収ののち、イタリアの会社が商標を持っていましたが製品を作っている様子はありません。小室哲哉氏がライブで弾いていたOB-12も数年前に製造を中止しています。 

トムは2009年からTom Oberheim名義で伝説のSEMモジュールの復刻版を製造しています。彼が自ら組み立てているという話ですが、確かではありません。しかし日本に入ってきている数もかなり少ないようです。