ARP

Avatar
Axxe
Chroma(Rhodes)
Polaris (Chroma)
Sequencer
Model 2500
Model 2600
Odyssey
Quadra
Solus
Quartet
Piano 16 voice
Piano 4 voice
Omni
Omni2
Pro/DGX

info(at)proun.net

アランRパールマン(写真)はアポロやジェミニに搭載されるオーディオ装置の開発にたずさわるために5年ほどピアノから離れていましたが、1969年、トーナスというシンセサイザーのメーカーをマサチューセッツに立ちあげました。翌年、ARP 2500を発表し、会社の名前は彼の名前のイニシャルをとってARPと名付けられました。製品的には優れた物が多かったのですが、経営的には数々の失敗を繰り返してしまい、1981年にARPは倒産します。ARP社のエンジニアの何人かはFender/ Rhodes社に迎え入れられ、ARP時代から開発を続けていたChromaなどの製品をリリースしました。
ARPは当時からシンセサイザーの代名詞だったmoogに対してかなりのライバル心を持っていたようで、moog社が回転式ボリュームを使う製品が多かったのに対して、視認性に優れたスライド式ボリュームを使った製品が多いのが特徴です。音質もmoogの太くて重いサウンドとは対照的に、シャープで繊細な音質のものが多く、その代表格とも言えるODYSSEYは中古市場でも人気があります。ARPの製品はどれもピッチが安定していて、moogよりも扱いやすい製品が多いようです。