ARP
2600

当時の価格 80〜130万円
中古の相場 28〜35万円
発売年 1970-1980
発音ボイス数 モノフォニック
レア度 ★★
ビギナー向き ★★★

※後期型にはデュオフォニック(擬似的2ボイス)のものがあるとのことです。

Avatar
Axxe
Chroma(Rhodes)
Polaris (Chroma)
Sequencer
Model 2500
Model 2600
Odyssey
Quadra
Solus
Quartet
Piano 16 voice
Piano 4 voice
Omni
Omni2
Pro/DGX

info(at)proun.net

2600は2500と違ってかなり売れました。フタをすればアタッシュケースになるというARPお得意のスタイル。VCOが3つ付いていてminimoogに対抗しているカンジです。音づくりはかなり複雑なモノができます。SEも得意で、芯のある説得力のある音が魅力で、ベースの音もかなりいいです。個人的に欲しいシンセの一部です。なお、初期バージョンにはmoogが特許を持っているフィルターの構造が採用されていますが、途中でmoogに訴えられ、ARP独自の4ポール・フィルターに切り替えました(ARPのフィルターも決して悪くはない)。しかしスプリング・リバーブとスピーカーが内蔵されているというのが個性的です。70年から81年まで生産されたロングセラー商品で、75年以降のものにはディレイ・ビブラートが内蔵されています。しかし初期型のほうが中古価格も若干高くなっています。 キーボードが付いているものと付いていないものが中古市場ではみられます。写真は上が初期バージョンです。

初期のDepeche Modeがこの2600を非常にうまく使っています。特にアルバム"A broken frame"で多用されているので機会があれば聴いてみてください。