9dw久々の告知

あと どうやら喘息気味で医者にかかり、皮膚に貼るシールみたいな薬を腕に貼付けて仕事してます。

 先日の清春さんのライブのお仕事ではいつものメンバーである三代さんヨシツグさんコンビとともにチェリストの結城貴弘さんに参加していただき、楽しくお仕事させていただきました。今回は同期ものが少なかったので、手引きのパッドを何曲も弾かせてもらったけど、やっぱりJUNO 6っていいねえ。メモリーできないけど。
 しかーし今日の話は9dw。JUNO 6ではなく、ARP Odysseyもってってありえないノイズを発振するので乞うご期待。しかも久々の告知。
6月27日@代官山LOOP
よく前を自転車で走っていたけど、最近ごぶさたしている旧山手通り沿いのとこっす。
一緒に出るCOMBOPIANO-1さんではあの中原昌也さんがゲスト参加されるようです。
ホテルニュートーキョー、toconomaさんも見るの初めてなので楽しみです。
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テレビが扱うUFO番組について

 日本のテレビで本格的にUFOを最初に扱ったのは日本テレビのディレクターだった矢追純一氏で、かの伝説的な深夜番組『11PM』で定期的に特集を組んでいた。それまでUFOは紙媒体での情報が大半だったが、動画の衝撃度はそれよりはるかに大きかった。
 その後2時間の特別番組として矢追純一UFOスペシャルは発展していく。UFO研究家の間では彼の番組はすでに信じられていない事実をあたかも真実のように扱っているとして賛否両論だったが、僕はそれなりに日本のUFO信者に満足してもらえる番組を作っていたんじゃないかと思う。エンターテインメントとしての要素も残さなければ番組として存続できないことは理解できるし、その中でいい落としどころを見つけていたと思う。
 その後、UFOの番組が少なくなったのにはいろんな理由があるのだろうが、かつてのオウム事件以来「オカルト」に対する自粛ムードが各メディアに普及し、それにともなって視聴者の興味も薄れてしまったのかもしれない。
 今UFOの番組を見たいと思ったら、CSだ。ディスカバリーチャンネルやナショナル・ジオグラフィック・チャンネル、そして時々ヒストリー・チャンネルでもUFO番組を流している。どれもアメリカで制作された番組だが、アメリカは日本なんかよりはるかにUFO問題に対する関心が高く、ネタも豊富だ。よって番組も数多く作られている。
 しかしチャンネルによってその取り扱いが随分と違うことは注意深く見れば気づくことができる。まずナショナル・ジオグラフィック・チャンネルはもともと会社が老舗のネイチャー雑誌だったこともあり、UFO問題を「自然現象の一部」として取り上げているふしがある。肯定も否定もしないが、事実を事実としてとらえるフェアな番組作りには好感が持てる。内容も深いところまで突っ込んだ取材をしているし、時々「それって肯定してるってこと?」と思わせる時もある。
 ところがディスカバリーチャンネルはこの方針とは全く逆だ。最初から「そんなのあるわけがない」という結論ありきの番組づくりになっていて、否定論者の言っていることがさも正しいと言わんばかりの証拠を集めてくる。
 ま、それはまだいい。
 問題は信じていないくせにしょっちゅうUFO番組を作っていることだ。その手のテーマに人気があることは彼らにも分かっている。しかも番組宣伝はあたかもUFOは実在したと期待させるような文句を並べ、視聴者の関心を誘っているのだが、実際に見てみると煽るどころか全否定に近い。それに内容はうすっぺらい。編集には金がかかっているけど、それだけだ。
 たとえば1940年代にニューメキシコ州のロズウェルという町で起きたUFO墜落事件(みんな知ってるのかな?)についてはV2ロケットに猿を乗せた実験の見間違いなど、すっかり手垢にまみれた否定論を一通り述べた挙げ句、UFO信者の集会で盛り上がる人々の様子を流し、小馬鹿にしたような文言で紹介。肯定論者の話を聞いたあと「そういう彼らも現場にはいなかった」ときたもんだ。
 そしてほんの少しだけ番組の最後で「そうは言っても100人以上の証言者が一人残らず記憶違いか嘘をついているとは考えられない」というような意味深なコメントとともに「up to you」どう考えるかは君次第だと締めくくるのだ。
 ロズウェル事件を全肯定している人はどうかと思うし、あやしい情報も腐るほどあるのだが、説明の付かない議題も数多くある。その存在には触れることなく否定派にとって最もやっかいな壁でもあった「100人以上の証言者」の検証をまったくせずにそんな一言でまとめあげてられてしまっては「偏向」といわれてもしょうがないとは言えないだろうか。
 テレビというものは作り手の偏った考えが番組に反映されることは周知の事実だけれども、ディスカバリーチャンネルはUFO番組でももう少しおいしい思いをしたいのなら、センセーショナルなあおり文句ばかりを言うのではなく、もう少しナショナル・ジオグラフィック・チャンネルのニュートラルなスタンスを見習ってもいいのではないかと思う。
しかし今日暑いですね。
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ロシア構成主義のまなざし

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 いろはスタジオから行くと駅の反対側にある目黒庭園美術館でやっているロシア・アヴァンギャルドの展覧会へ行ってきました。ロトチェンコと彼の妻ステパーノワの作品です。嫁さんのほうはよく知らなかったけど、ロトチェンコは前から見たいと思っていたのでよかった。
 二人とも画家であり、グラフィックデザイナーでもあり、ひょっとするとロトチェンコは建築や写真にも手を出し、嫁は洋服やテキスタイルもやってる。完全にマルチアーティストです。直線や円を多用した幾何学的な要素が多いのですが、そのセンスたるやハンパじゃない感じ。もう80年も前のデザインだというのに、全然古くささを感じないのには驚いたなー。それに会場で売っている図録がいい! これ買いね。
 
 ここ半月ほど嗅覚障害をわずらい、病院にも行ったんだけど完治はしていない。当初は虫さされのキンカンを直接嗅いでも無臭という状態だったけど、今は実際の臭いの2割くらいは分かるようになってきた。風邪が原因だとは思うけど、こりゃやっかいだな。
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キャノチエ

nageki.jpg 最近巷のギャルどもはこぞって「カンカン帽」をかぶっているのをご存じだろうか。なんか梨花あたりのファッションリーダーがかぶって流行っているらしい。

 しかし昭和40年代生まれの僕にとって、あれは月亭可朝しか思い浮かばない。「嘆きのボイン」で有名な上方落語の人だ。
 カンカン帽=月亭可朝という図式が長年にわたって僕の頭の中を支配してきたため、いまさら梨花といわれてももうとりかえしが付かなくなってしまっている。一瞬西村知美も思い出したが、よく考えてみるとあれはカンカン帽ではなく、ただの麦わら帽子だった。もしかしたら麦わら帽子のつもりでギャルたちはかぶっているのか?
 実はあれ、キャノチエってフランス語で言っているらしい。カンカン帽では名前がダサいのだろうが、名前を言い換えただけでかぶっているものはカンカン帽なわけだが。キャノチエ? なんかそう呼ぶだけで新しいものをかぶっている気になっているんだとすればこれはすごい出世だ。石鹸を「サボン」と呼んだら値段が倍になった、みたいなかんじだな。
 しかしこのジャケも相当思い切ったアートワークに仕上がっているな。これは昭和だからなしえる技。カンカン帽かどうか、ジャケではわかりづらいけど、まさしくカンカン帽はいまでも月亭可朝のトレードマークなのだ。
 ちなみに月亭可朝は桂米朝の弟子だったが、いろいろあって亭号が違う。破天荒な人生を歩んでいる人なのだ。このイメージはいまさら変えられない。
というわけで今日は渋谷Moduleで9dwのライブやってきます。おひまな方はどうぞ。
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いろはスタジオ

 わがいろはスタジオもおかげさまで順調に稼働しています。ご利用いただいている皆さんに感謝します! ここ1週間は本当に仕事が忙しくて、毎日始発で家に帰るような状態。自転車の時もそいう時間で。始発は目黒駅4時33分。いつも輪行(自転車をばらして電車にのっけること)している70近い爺さんと始発で一緒になるんだけど、この爺さんと僕は最近の常ね。

 先日の清春さんの2DAYSライブもうまくいってよかった。僕はステージの袖にいるので殆どのお客さんからは見えないんだけど、アブストラクトなノイズを箇所箇所でリアルタイムに作成して出しながら、同期ものの音を出すという作業をやっておりました。TGみたいな極悪ノイズではないけど、いい感じのノイズだったんじゃないかと。
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おかげさまで充実した毎日をおくっていますが、休みも全然とれず80年代後半のモーレツ社員(死語)ぐらいの激務をこなしています。体は意外と大丈夫だけど。

ここのところ自転車用のサングラスを新たに新調したにもかかわらず、雨ばっかりで全然自転車に乗れていません。この天気、どうなっているのかな。
というわけで、電車通勤。電車にはいろんな人が乗ってますね。
先日も隣に座っているサラリーマン風の男が不思議な動きをしているのが視界に入ったので見てみると、首を上下に動かしながら目も同時に上下させ、ベロを出し入れしていました。何か新しいストレス解消の運動なのかと思っていたけど1分たってもまだ続けていて、そこではじめてこの男の行動の異様さに気づきました。周囲の人もまるでゲロをみるような目で見ている…。で、突然その男は動きを止めて何事もなかったかのようにカバンからDSを出してきて脳トレやってました。たぶん実社会の中ではフツーの人なんだろうな。
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