Pro Toolsの調子が悪い時にやること[Mac編]

ちなみにPro Toolsを業界の中でも「プロツールス」と呼ぶ人がいますが、正確には「プロツール」です。「ツールス」と略して呼ぶ人もいますが、実はまったくの間違いですね。

それはともかく、Pro Toolsが何か調子悪い、という時にはだいたいこんな現象が起きます。

  • トラック数がたいしたことないのにプレイバック中にエラーが出て止まる。
  • 特定のショートカットキーが効かなくなる。
  • 音が来てるはずなのにメーターが触れない。

など。こういう時はたいてい初期設定が壊れています。
 AVIDのサイトにも初期設定の消し方が載っていますが、専用のフリーウエアを使うと簡単に消去、バックアップ、レストアができるようになります。

PT Prefs


外国のツワモノが作ったPro Toolsの初期設定の管理ユーティリティソフト。
ちなみにWIndows版はないみたいです。フリーウエアです。
詳細はこちらから。
ダウンロードリンクもこの中にあります。

まず、あらかじめPro Toolsは終了しておきます。
次にPT Prefsを立ち上げます。
Pro Tools 12を使っている方は「11+」の表記があるものを全て選んでまず消してください。オススメは上図のとおり。Wavesのプラグインを使っている人はそのキャッシュも消去の対象に入れましょう。これは消さなくていいと自分で判断できるものははずしていいです。そしてMac自体を再起動。
戻って来たらPro Toolsを立ち上げ、必ず新規セッションを作成して設定を確かめてください(すでに作られているセッションを立ち上げない)。
初期設定が捨てられているので設定がデフォルトに戻っています。
環境設定を開いてマーカーのカラー・無色、プラグイン表示やクロスフェード設定、バックアップの保存回数・間隔、遅延補正、入出力やバッファーサイズなども手動で戻す必要があります。
そして一旦デフォルトにしておきたい設定が完了したらPro Toolsを終了させます。
再びPT Prefsを立ち上げて現在の設定を保存し、また不調になったら今の状態にレストアして戻せるようにしておきます。

Pro Tools 12以上なら上図のようにチェックを入れましょう。この状態でBackupボタンを押します。これで現在の問題のない設定はバックアップが取れました。今度現状に戻したい時はRestoreボタンを押せば初期設定を現在の状態に入れ替えてくれます(要再起動)。
あくまで私見ですが、Pro Toolsが不意にクラッシュして落ちてしまった時、Database/Catalogというのがよく壊れるようです。それでこれが壊れるとPro Toolsがプレイバック中にストップする確率が増える気がします。PT Prefsはいつでも使える場所に置いとくのがいいです。あと結構頻繁にアナウンスなしにアップデートしてますのでたまにのぞいて新しいバージョンに入れ替えましょう。