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Circuits
prophet-5

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プロフェット５の人気の高さの理由はそのバランスの良さです。まずポリフォニックで、40音色のメモリができて、オシレーターシンクも付いているし、わりと複雑なモジュレーションもできていい音。しかも持ち運びやすく、安定している。ツボを押さえたモダンな設計になっているというわけです。7000台以上作られたので大きく分けて3種類のバージョンがあります。

• REV 1(製造番号0001〜0182）
  バグの多いバージョンですが音も少し違います（手作業で組み立てられているので個体差が大きい）。フィルターはSSMチップです。
• REV 2(製造番号0183〜1300)
  わりと中古で出回る古いバージョンで、この頃まではテープインターフェイスが付いていないので、作った音を外に保存しておくことができないものがあります。
• REV 3(1301〜）
  幾つかのマイナーチェンジバージョンがあり、途中で内蔵メモリが40個から120個に変更されています。

ちなみにREV1と２は材質の木がアカシア、3は胡桃材だそうです。買うとすればREV 3が無難です（REV 2でもMIDI改造されているものもあります）。YMOとJapanのアルバムをきいてもらえたら音の参考になると思いますが、ソフトシンセのPro-53はかなりいい線いっていると思います。本物のほうがもっと荒っぽい音ですが、不要な雑音がないのがいいですね。