LINN LinnDrum |
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1979年のLM-1の成功に続き、1982年に発表されたのがこのLM-2です。サウンドも8bitから12bitに引き上げ、音色が増えたほか、メモリ容量も大きくなりました。決して安い製品ではありませんでしたが、5000台も生産されました。「リンドラム」という呼び名を一般に浸透させたのはこのLM-2が出回ったためです。おかげで今ではネットオークションでも中古を頻繁に見かけ、5万円くらいで買えるときもあります。LM-1とは音質はもとよりサウンドのニュアンスも違っており、好みの分かれるところでしょう。 このLinnDrumことLM-2には当時定番のMIDI改造が存在していて、中古市場で見かけるものにもMIDIポートが強引に取り付けられている製品を多くみかけます。MIDI SYNCでの同期には特定のパネルのボタン操作が必要で、マニュアルのない場合はどうにかしてその方法を調べなければいけませんが、内部でのプログラミングが面倒くさい人は案外サンプリングして使っている場合が多いのです(サンプリングは音が変わってしまうので僕はそういうやりかたを好みませんが)。別の同期方法として、dinsync.comで買えるLinnDrum用MIDI to DIN SYNCコンバーターを使うという手もあります。 |