KORG
MS-04

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非常に生産台数が少ないMSシリーズのペダルです。LFOとベンド機能が内蔵されています。いわゆるエクスプレッションペダルとは違い、このペダル自体から変調信号となる電圧を発信します。足で強さを変えられる単体LFO、またはベンドホイールと考えればいいでしょう。
LFOの波形は三角、矩形、ランダムが選べ、ベンドはグリッサンド効果がかけられます。グリッサンド使用時はスピード調整つまみがグリッサンドの細かさを指定するようになり、変化幅も調整できます。

出力は2系統あり、OUT1よりOUT2のほうが同じ効果でも出力が4倍あります。過激なモジュレーションはOUT2から取ります。

電源は9V電池が2個でなんとACアダプターが使えません。Cry Babyみたいな感覚でしょうね。電池交換もゴム足を外さないとできません。

ペダルの端にLFOのスピードを表示するLEDがあり、これが通常のボリュームペダルではないぞという自己主張をします。

いかんせん操作系が本体の両脇に付けられているため、視認性は非常に悪いですが、ライブなどでアナログシンセを使いたい人にはこれはありがたいイクイップメントです。もはやそう簡単には入手できなくなったMS-04に代わる製品としては現行ではmoog MP-201くらいしかありません。でもMP-201は魅力的な製品ですよ。

僕の手に入れたMS-04はマニュアルさえ付属していませんでしたが元箱付きで、使われた形跡も殆どない超美品でしたので自慢げに写真をアップしておきます。参考にしてください。あと想像しているよりは軽い製品だなと思いました。通常のボリュームペダルとそんなに重さは変わらないと思います。