長らくブログを更新しなかった理由

実は今年の1月末から体調を壊し、2月6日あたりから入院するはめになってしまいました。そして3月下旬に退院。腸の病気だったのですが、点滴のために若干メスで足の付け根を切った以外は手術もせず、薬だけで治しました。
体重が15キロも減って退院直後は歩くのもままならず、どうなることかと思っていましたが、今では体重もいい感じに戻り、食事に多少気をつけて薬を飲んでいる以外は今までと変わらない生活を送っています。

 今思えば去年は自分にとってはあまり良くないことがいろいろあった年で、入院はその総決算ともいえたわけですが、退院後はもういいことずくめで仕事も順調にいっています。ブログを更新できなかったのは入院のせいもありましたけど、退院後の仕事が忙しくてやってなかったせいもあります。喪が明けたような感覚です。

 本来はあまり忙しいのは病気にもよくないので、なるだけ無理をしないようにしていますが、また仕事に復帰できて嬉しいです。いい仕事ができていると思います。オーバーに言うなら一度死にかけた、という経験を大事にしてこれからの人生を見つめ直していきたいと思っています!

そして皆さんにお伝えしておきたいのは、コルグから発売されたArp Odysseyの再生産モデル、そのオフィシャルサイトにいくつかコンテンツを提供させていただきました。ご興味のある方はぜひのぞいてみてください(今後もコンテンツは増えていくと思います)。

ARP ODYSSEY

proun.netの管理人・林田がRed Bullから取材を受けました。

ヨーロッパのRed Bullさんから取材を受けました。記事はイギリスの有名なライター、マシュー・ベネットさんと岡北有由さん。取材に当たって協力してくれたみなさんに感謝!

http://daily.redbullmusicacademy.com/2015/01/down-in-the-dumps-inside-japanese-collector-culture

ツール・ド・フランス、今日で最後。

 今ちょうどパリのルーヴル美術館の前を走ってます。パリの街は選手を迎えるギャラリーで埋め尽くされています。フランスの人にとってこのスポーツは一大イベントなんだなと思いました。今年はフランス人がいっぱい活躍したしね!
 シャンゼリゼ通りの石畳を走り抜ける。凱旋門をくるりと回ってまたシャンゼリゼ通りを下り、コンコルド広場を通ってまたルーヴル美術館の近くに戻る周回コース。今日はツールのためにパリの一番賑やかな場所を道路封鎖してる。
 今年で引退を表明した42歳のフォイクトがアタック。デコボコの石畳の上を爆走する選手たち。感動的な今年のツールもあと50km足らずで終わりです。

stillichimiya ニューアルバム「死んだらどうなる」

山梨でヒップホップ界を揺るがしかねない事案が発生しています。 stuillichimiya(スティルイチミヤ)がニューアルバム「死んだらどうなる」をひっさげて大暴れしております。

田我流が在籍しているクルーということでご存知の方も多いと思いますが、シャレの部分とシリアスな部分をたくみに混在させながら独自の作品を作っている彼らですが、映像作品のクオリティの高さでも定評があります。今回ニューアルバムに合わせて5日連続で公開された5つのCMを全部並べてみたのでぜひ見てください。BGMはアルバムに入っている曲です。
 ま、パロディなんですが、知ってる人が見たらニヤッとする作品ですね。

(マスタリングは僕が担当させてもらいました)

proun.net、実は20周年。

 このヴィンテージ・シンセサイザーに関するサイトは、旧名teknoboとして1994年にスタートしました。当時はまだインターネット創成期で、あまりやっている人も多くなかった最新のインフラだったのですが、海外ではわずかにシンセサイザーの情報サイトを立ち上げている人がいました。
 でも日本ではまとまった情報を提供している人がほとんどいない状態の中、僕はインターネットからいただいた情報の恩返しのつもりでteknoboをはじめました。 続きを読む

Visage Live at 高円寺Highに行ってきました。

  数少ない僕の仲間たちw 左からRIS掟ポルシェ花形ハヤシ、自分。 Steve Strangeはまったく期待を裏切らない人でした。ちょっと握手してもらったけど、写真は一緒に撮らなかった。 でもこの人達は見て分かる通り、いつもながら楽しい人達でした。 続きを読む

日本の自転車文化に一言。

スポーツ系自転車に乗ってかれこれ10年になろうとしてます。晴れていればとりあえず自転車で通勤してますが、僕の通勤距離は片道16.5km。往復で33kmです。家の場所をはっきり公表してないので詳細は書けませんが、だいたい新宿〜立川くらいの距離を毎日走っている計算です。 本気で走ればですが、だいたい片道45分でいけます。これは信号は無視しない、というルールでの最速で、危険を冒さないスピードでの限界値です。信号がなければ減速もないので多分35分を切れます。ドア・ツー・ドアなら電車よりも速いですね。
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うるわしの奈良

今年一発目の書き込みですが、いったいどれだけ時間たってんだよ、という話。 日常の細かい小ネタにかんしてはFacebookでおっぱじめてますのでそちらを見ていただくとして、ここのブログではあえて込み入った自分の考えや人を選ぶ情報を書かせていただきたいと思います。皆さんよろしくお願いします。 おかげさまで仕事に関してはどうにかやれています。忙しい割には稼いでいないのですが、仕事の内容は素晴らしく興味深いアーティストさんたちとばかり仕事ができていますのでそこはとても幸せだなと思ってます。これからゴールデン・ウィークぐらいまではかなりハードな仕事になると思うのですが、しっかり頑張って行きたいと思います。 おそらく今年か来年にはスタジオのPro ToolsもHDXにしなければならないでしょうね。周辺機器やシンセサイザーも強化したいと思ってますが、いやー音楽ってのは何かとお金がかかるものですよ。今年は去年にもまして環境が変化していくと思います。 長期的なヴィジョンというのも経営者として必要だとは思いますが、僕はまず実現可能かどうかは別として、こうなればいいなという大きな枠組を未来のために持っています。 それは「ビジネスの拠点は東京、プライベートの拠点は関西」というものです。そもそも僕は大阪生まれで両親も大阪に住んでいます。人生の半分を東京で過ごしてきましたが、年に一度は大阪へ帰っています。だから大阪に帰るのか、というと実はそうではないんですよ。大阪はいい街だと今でも思いますけど、故郷をあとにして東京で頑張っている人たちが普通に思う「郷愁」みたいなものは実は僕には全然ありません。 大阪に帰っても東京と周囲はそんなには変わりませんし、なにかが良くなるというわけでもないんです。違うのは「人」だけですね。大阪人の人懐っこさはものすごいものがありますけど、異質なものを受け入れていく東京のような土壌はありません。見ず知らずの他人に対する親近感は半端ありませんが、近しい人の行動に対しては干渉してきます。一長一短なのです。 僕はいずれ奈良に自宅を持てたらいいなと思っています。 奈良でも比較的市内に近くで便利だが、ちょっと離れると、のどかで歩いて天平文化(寺とか)に触れられるような場所が理想で、そういう場所で休日をすごしつつ、仕事は東京に出てきてやる、という形にしたいのです。 交通や通信のインフラが今後もどんどん発展してくるでしょうし、交通費はかかりますができるんじゃないかなと思っていて、それができるような環境を今一生懸命構築しようとしているわけです。たぶんそれをやるためには東京で誰かにビジネスをサポートしてもらう必要もあるでしょうし、難しいことはたくさんあると思いますけどね。理想です。 仏教美術とか歴史、特に天平文化に興味を持ち始めたのは今に始まった話ではありませんが、これは世界に誇れる文化なんじゃないかと思っています。僕の中では「最強」です。そういうものに囲まれながら音楽を作って老後を楽しみたいって願望が強いんです。それが奈良に住もうとしている理由です。実現するのはまだまだ先の話になると思いますが、そういう夢は持ちたいですね。 寺とかだったら京都とかいいんじゃないかと思うでしょうけど、そう、京都はとても良い所で僕も大好きです。だけど京都はやはり京都人のものってかんじがするし、奈良に比べると歴史がもう少し浅いので華やかですよね。平安・鎌倉から幕末までってかんじで。旅行気分であちこち素晴らしい場所を訪れるのは大好きですが、住もうとは思いません(夏暑くて冬寒いというのは両者に共通してますけど)。 奈良は古墳時代から飛鳥・天平ってかんじで、歴史が古いのでとにかく枯れています。よくわかってないので京都よりも神秘的な感じがありますよね。最近テレビで二上山のふもとにある當麻寺の観光CMが流れてますが、寺の紹介自体がミステリータッチになってますけど、まあそういう要素はあるかと思います。 日本書紀や古事記日本の古い歴史書はほとんどが8世紀初頭の奈良で制作されてますし、神話と実際の遺物や土地がリンクしていることもめずらしくないです。ヤマトタケルは伊勢で戦士したあと白鳥になって大阪の住吉まで飛んで帰るのですが、途中僕の実家のある方面に立ち寄るんですよ。なんでかは知らないんですけど。僕の実家は奈良ではないんですがやや奈良よりにあって、物部氏とゆかりのある土地です。聖徳太子が物部守屋を征伐したときに建てた寺とかがあります。ヤマトタケルが実在したのかとか白鳥になって飛んだのかとか突っ込みどころはたくさんありますが、いろんなところで実際にそうやって神話と土地がリンクしているわけです。そういう古い歴史に興味があると奈良の近くに住むのはとても楽しいと思いますよ。  奈良に住んだら東京に電車でいくには京都までJRで出て新幹線ってかんじですかね。時間は大阪に帰るより若干かかるかも。でも東大寺まで歩いていけるようなところに家があるといいなあ。法華堂の不空絹索観音とか簡単に見に行けたら最高です。それでまた東京でレコーディング。はぁそうなればいいのに。