街で出会う有名人

 僕の持ちネタのひとつが、街で有名人をみかけるってやつ。住んでいるのが東京ということもあるけど、わりと人の顔を見ながら歩いているのできっとよく見ているんだと思います。
 これまでに遭遇した有名人は数知れず。糸井重里夫妻、Chara夫妻、小林克也、ビートたけし、IZAM、ピーコ、チャック・ウイルソン(みんな知ってる?この人)なら過去に4回もいろんなところで会いました。4回もですよ! なんでそんなに同じ人と何回も会うんだろう…。よくわかりません。パンチョ伊藤や市原悦子やピーター・バラカンも2回も見たし(みんな敬称略)。前にもブログで書いたけど、フィリップ・グラスと錦糸町の信号で遭遇したのが僕の一番レアな遭遇体験だった。このネタはまた使おうっと。
 でも芸能人なら六本木あたりでは当たり前に歩いていますし、東京に住んでいる人なら多かれ少なかれ遭遇経験はあるでしょう。僕の場合は仕事で会う場合もあるにはあるけど。でも芸能人じゃない人と街でばったり会うほうが話としては面白いでしょ。
 「渦中の人」に遭遇するというのも僕の特技ですが、これまでに遭遇したのは北朝鮮拉致被害者の会のM村さんとか、某宗教団体での合同結婚式で結婚した元新体操オリンピック代表選手Y崎さんとか。彼女はマスコミに追われている最中でしたが、びっくりするくらい小柄で、こんな人が日本の代表としてオリンピックに行ったんだなってすごく驚いた記憶があります。
 その中でもレア度とインパクトで上位にくるのが、今から20年くらい前に銀座ですれ違った三浦和義氏。まだ服役前ですね。印象的なショルダーバッグにタレサンをして、何ら変装することなく正々堂々と街を闊歩していたのが印象的でした。
 彼はとても長身で若い時代はモデルをしていたこともあるらしく、とてもすらっとしたスタイルのいい男でしたね。顔立ちもわりと男前だし頭もよさそうだから、きっと女性にもてたんでしょう。彼は年いってからもかっこよかったでしょ。アメリカの捜査官に連行されても背の高さやスタイルでは負けてなかったし。
 ただやっぱりああいう終わり方になるのは遺族としても不本意でしょうね。何も死ぬことはなかったのに。

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